みなさんこんにちは。
予防接種や健診などで、病気意外でも病院を受診する機会ってたくさんありますよね。
病院を嫌いな子は、受診することを伝えただけで大騒ぎ。
だからその直前まで黙っていても、病院が近付くに連れ子供も察してきてソワソワ・・・
病院の門をくぐると大爆発!
もしくは受付で名前を呼ばれるまで大人しいのに、いざ診察室に入ると大暴れ!
そんな子供は多いと思います(ちなみにうちの子は後者。)
親としてはだまし討ちのように突然病院に連れて行くのも忍びないです。
今回は子供が自ら病院を受診してくれるような、
せめて嫌がっても大暴れ大泣きをぐっと我慢できるような、
巷のママ達が使う、よく効く魔法の言葉と説得の方法をまとめました。
ぜひ参考にしてください。
注射の必要性をかみ砕いて
子供でも分かる言葉で、分かりやすく説明します。
ばっちり正しい答えを言う必要はありません。
イメージしやすい言葉で、なんとなく分かってもらえればOKです。
- いつもの風邪なら、身体のなかの免疫マンが戦ってくれるんだけどね、もっともっと強いバイキン君がくると免疫マンは負けちゃうんだ・・・。その免疫マンをもっともっともーっと強くするためにお薬をちゅっとするんだよ。
- 強いバイ菌君が身体の中に入ってしまったら、ご飯も食べられないしぐっすり眠れないし、○○ちゃんの中で戦ってくれる免疫マンがどんどん負けちゃうんだ。お薬をちゅーっとして免疫マンを助けてあげよう!
比較させる
病院を受診することのメリットを比較形式で理解させます。
分かりやすく大げさに説明するのがポイントです。
- 病院へ行かなかったら、どんどん具合が悪くなるよ。ご飯も食べられなくなって治らなくなっちゃうよ。病院はママも一緒だし、少しの間ぐっと我慢できれば一瞬で治っちゃうんだから!
- お口を大きくアーンてしないと、お口の中のバイキンが見えないんだよ。お口をぐぐーっと触られるのがイヤなら、自分からすっごい大きなお口してみよう!自分からやるなら怖くないよね☆
- 病気になったら幼稚園お休みしなきゃならないし、お休みの日に遊びに行ったりできないよね。何日も辛い日が続くんだよ。それよりも、1秒だけチクッと注射を我慢したら、病気にかからない強い身体ができるんだよ!1秒だけだよ?!すごくない?!
練習する
たま~にしか受診しない病院だからこそ、怖かった記憶だけが鮮明に残ってしまいます。
日頃から病院ごっこなどをしていれば、徐々に病院へのイメージが柔らかくなるのです。
最初は痛くない注射から、だんだんと鉛筆の先や爪楊枝など本当にチクッとする感覚を体験させても良いですね。
アイスの棒を使ってお口をアーンとしたり、おもちゃの聴診器を使って自分で服をめくる練習も良いでしょう。
かかりつけのお医者さんのモノマネをしながらたのしく練習できると良いですね。
本番がきたら、楽しい練習のことを話題にしながら復習をしましょう。
一連の流れを日常で経験しているので、抵抗も恐怖もあるでしょうが理解は出来ているはず。
ご褒美を引き合いに
大抵の子はご褒美があるといつもより力を発揮します。
ご褒美の内容はそれぞれでよいのです。
- 気をつけして注射ができたら、帰りにお菓子を買おう!おまけ付きでもいいよ!
- 泣かずに注射できたら、がちゃがちゃをしようね。
- お医者さんにありがとうって言って帰れたら、帰りにジュースを飲もうね。
- 病院で静かに過ごせたら、がんばったシールを特別に3枚あげよう!
病院へ行く前に闘魂注入しておく
病院へ行くと聞いて落ち込んでいる子供を、励ましておだてます。
先にご褒美を与えても良いでしょう。
その場合、ご褒美には魔法をかけておく必要があります。
- このチョコレートは魔法がかけてあってね・・・イヤな気持ちをどこかにやっちゃうんだよ!
- このシールは特別なシールで、コレを貼っておくと不思議と注射が怖くなくなるんだよ。
先にご褒美を与えたあとは、受診するそのときまで呪文を唱え続けます。
- 病院なんか怖くないよ。○○ちゃんならできる。なんたって魔法のチョコレートを食べたからね!
- このシールのおかげで○○ちゃんはパワーアップしているよ!強いから病院だって怖くないよね!
まるで松岡修造のように・・・。
自分も一緒に受診する
親も一緒に予防接種を受けたり、献血している姿を見せたり、歯医者のお供をさせたり・・・。
注射を何がなんでも嫌がる子供は、なんで自分だけがこんな目に・・・!なんて思っているよう。
病院を受診するのは当たり前なこと、注射は悪ではないことなどを親が身体を張って示すことは、口で説き伏せることの何倍も効果があります。
自分が体調を悪くして受診するときって、できれば子供を連れて行きたくないですよね。
献血や歯医者なら気軽に親の勇姿を見せることができますね。
まずは子供の言い分を聞いてみる
親は何とかして受診させたいという気持ちが先走り、子供がイヤだ!と泣きわめいても「しょうがないでしょ」「ハイハイ、でも注射しなきゃいけないから・・・」と説き伏せることばかり考えていませんか?
予防接種を伝えたとき、子供がイヤだと泣いたら抱っこして話を聞いてあげましょう。
- どうしてイヤなのか
- どうしたら涙が出ないか
- どうやったら頑張れるか
など、話を聞く内に解決の道を導き出します。
でもまずは、子供のイヤな気持ちを受け止めてあげることが大切です。
共感されることで、子供はひとまず落ち着きます。
そして話し合いながら、予防接種の必要性や受診の大切さなどをお話しましょう。
共感もされずに、頭ごなしに押しつけられてもきっと受け入れませんよね^^;
そして自分でどうやったら頑張れるのかを決めることで、達成しやすくもなります。
まとめ~うちの子の場合~
いかがでしたか?
世間のママ達はあの手この手で病院を受診させようとしています。
どれも説得力のある、なるほどなアイデアばかりです。
5歳のうちの娘に効果的だったのは、比較とご褒美、それに共感でした。
まずはなぜ病院がイヤなのかを聞きます。
途中で口を挟んだりせず、最後まで聞きます。
その後に受診の必要性を説明します。
必要性を分かってもらえたら、どうやったら頑張れるのかを聞きます。
ここでご褒美の提案をします。
我が家の場合は予算は300円。
おまけ付きのお菓子やガチャガチャ、キラキラのシールやちょっと高いアイスクリームなど・・・。
自分で好きな物を選ばせます。
その後病院へ行くまでにくじけそうになったら、ご褒美をちらつかせます。
この方法で受診したときは、いつもよりマシな感じはしました。
病院嫌いが一発で治ったわけではありませんがね・・・。
そしてもうひとつ、うちの子は注射の後のテープに可愛いキャラクターが描かれているものや、受診後にアメちゃんをくれる病院だとそこへ行くまでの足取りは軽いです^^;
もしも今のかかりつけが子供向けでないようなところならば、病院を変えてみるという手もありますね。
ぜひ参考にしてみてください。
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