みなさんこんにちは!
慌ただしく新学期がはじまったのをそこそこに、ゴールデンウィーク前後には家庭訪問を行う幼稚園や保育園が多いです。
初めての家庭訪問、子供がどんな家でどんな環境で過ごしているのかを見られます。
子供の家での様子や親の人柄などもじっくり見られるイベントなので、とてもドキドキですね。
いや、見せてやましいものとかはないんだけどね・・・ちゃんとやってるって見てもらえるかドキドキなんだよね・・・
その際に園からのお便りでは「お茶などのおもてなしなどは不要です云々・・・玄関先で立ち話で十分云々・・・」と書かれて案内されることが多いです。
さて、本当に玄関先での立ち話だけで良いのか(家の中片付けできなくて良い?!)
お茶やお菓子など出さなくても良いのか(来客用のお菓子なんて常備してないよ?!)
子供2人を育てている経験から、お茶を出すタイミングなどのマナーについてもご紹介します。
新学期が始まったときだからこそ、保護者と幼稚園側との距離感をしっかり掴んでおきたいところです!
ぜひ参考にしてみてください。
玄関先で家庭訪問をするのが増えている
我が子の担任の先生がせっかくわざわざ家まで足を運んで下さる!
空調の効いたリビングできちんとおもてなしを!
なんて妙に張り切ってしまうんですよね、家庭訪問・・・。
しかし最近では事前に「玄関先での15分ほどの立ち話で済みますよ~」なんてお便りで知らせてくれるんです。
1日に何件も玄関先での立ち話なんて・・・営業マンじゃあるまいし!と思いなんでだろーと思い調べてみました。
すると、こんな理由が見られました。
お茶やお菓子を用意する手間を省かせるため
という保護者の負担を減らすという狙いがあることがわかりました。
現代は共働きの家庭も増えたために、そのような手間を惜しむ声も上がったのだと思います。
しかし家庭訪問とはそもそも、子供がどのような環境でどのように過ごしているかを見るためのもの。
玄関先では十分に子供の住む環境を見ることができないような気がします。
事前に玄関先までで失礼する旨のお便りをもらっているけれど、「先生、どうぞお上がりになってください」と勧めたときに「それでは遠慮なく・・・」と中まであがってくださる先生の方が、子供のことを知ろうとしてくれている感じがして信頼が湧きます。
もちろん、お仕事の合間などで時間やおもてなしの手間が惜しまれる場合は、最後に「玄関先ですみません」と一言添えれば良いでしょう。
ではお茶やお菓子は出すのか出さないのか?
先生の方から事前に「お茶などのお気遣いは不要です」とこれまたお便りで気遣いをいただくことがあるでしょう。
だからといって、来客時にお茶を出さないのは失礼にあたるのでは?
と思ってしまいますよね。
もちろん通常来客があったときにお茶すら出さないなんてマナー違反ですが、家庭訪問の場合はちょっと違います。
先生は事前に何件もの家庭を回られていて各所でお茶を飲んでいるかも知れないことを考えてみましょう。
すでにお腹がタプタプなのに、出されたら飲まないわけにはいかず、残すわけにもいきませんよね。
私の過去の経験で、家庭訪問が終わり先生をお見送りするとき「この近くにコンビニとかありますか?お手洗いに寄ろうと思って・・・」と言われたことがありました。
慌てて我が家のお手洗いを貸したのですが、事前にグラス一杯のお茶(しかも氷いれてキンキンに冷えていた)を話の終わり間際に飲み干されていたので、あのときから我慢していたのかなぁ・・・なんて申し訳なく思いました。
家庭訪問のときにお茶を出さないと失礼になるのかと言えば必ずしもそうとは限りません。
先生が来訪されたときに、一言
お茶をお出ししてもいいですか?
前のお宅で飲んでこられましたか?
と確認できたら良いですね。
ハッキリと結構です、いただきます、と言ってくれたらその通りにしたら良いのですが、お構いなくと曖昧ともとれる返事をされたらとりあえずお出しするのが無難です。
残しても構いませんよという言葉も添えておくと気遣いが伝わりますね。
お茶菓子もよければどうぞのスタンスで出しておくと良いでしょう。
小さなクッキーやお煎餅などの軽い物が良いでしょう。
わざわざ洋菓子店などで買ったケーキやシュークリームなどを出す必要はありません。
個包装されているものなら、手をつけなくても失礼にならないし「先生、持って帰って下さいね」とその場で食べなくても差し上げることができます。
先生が飲む・食べるor飲まない・食べないの選択をできるようなおもてなしにすると気遣いが伝わるでしょう。
お茶を出すタイミングや手順
さて私は家庭訪問にいらした先生には必ずお茶を出すことにしている(残しても良いよのスタンスで)のですが、お茶を出すタイミングや手際の良い手順についてお話しします。
まずお茶がいるかどうかを聞くときのタイミングは、先生が腰を下ろして荷物を置いたタイミングがベストでしょう。
座る間もないまま「先生お茶は?」と聞くと、先生も座るタイミングを見失ってしまいます。
次にお茶を出すタイミングですが、家庭訪問は15分ほどで終わります。
新学期で先生も保護者も聞きたいこと話しておきたいことがたくさんあるでしょう。
挨拶をそこそこに話し始める先生もいますから、先生を案内した後自分が席に着く前にお茶を出すのが良いタイミングだと言えます。
このとき、一般的なお茶の出し方と言えば
湯を沸かす・急須や湯飲みを温める・茶葉を蒸らす・注ぐ
と結構手間のかかる作業です。
これらを終えてから話し始めるのであれば、あっという間に家庭訪問が終わってしまいます。
先生はお茶を飲みに来たのではなく、子供の話をしに来ているわけですから、お茶を入れる手間は極限まで省けるといいですね。
ティーバックやインスタントなどの手軽な物を利用する
カップやソーサー、ティースプーンにミルクや砂糖などは来訪前にセットしておく
などの準備をしておくといいでしょう。
また、家庭訪問はゴールデンウィーク前後になるので少し汗ばむ天気になるかもしれません。
冷たい飲み物を作ってティーポットやピッチャーに入れ、冷蔵庫にストックしておくと良いですね。
お湯を湧かす手間などを省け、準備も楽になりますし、すぐにお出しすることができます。
家庭訪問の時は、一般的な来客時のマナーを細かく気にしなくても大丈夫です。
まとめ
いかがでしたか?
家庭訪問は新学期が始まって、最初の学校行事とも言えます。
子供のことについて、家庭と園とでしっかりと連携を取っておきたいところですね。
わざわざ足を運んで下さった先生を、きちんとおもてなしすることも大切ですが、私はなかなか手際よくスマートにおもてなしすることができません。
15分という短い時間で、先生をおもてなしすることよりも少しでもたくさん子供のことを話したい・聞きたいと思っています。
なので私はいかに先生と打ち解けるかを重要視します。
気兼ねなく喋れる保護者だと思ってもらえたら、子供のことをどんな些細なことでも気を遣わせずに教えてもらえると思っています。
なので、お茶やお菓子はお出しするけれど
残しても良いですよ
お菓子持っていってください^^
お手洗い大丈夫ですか?
とこちらからアプローチします。
そういう小さなことから先生も気を許していってくれるんだなーと思います。
初めての家庭訪問は、私たち保護者も緊張しますが先生ももちろん緊張されています(若い先生ならなおさら!)
お茶の銘柄や出し方、むしろお茶を出すタイミングを逃したって大丈夫です。
先生と保護者できちんと子供を見守るための連携をとれるよう、しっかりとコミュニケーションをとりましょう!
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