みなさんこんにちは!
私は3歳と5歳の子供がいます。
上の子が幼稚園に入園するのを機に、子供乗せ電動自転車を購入しました。
普通のママチャリの10倍の値段がする子供乗せ電動自転車…
購入するときに注目したポイントと、その後3年乗った感想をご紹介していきます。
これから電動自転車を買おうか検討している方の参考になれば幸いです。
自転車選びのポイント
私が購入したのはYAMAHA PAS Kiss miniです。
ほかのメーカーのものもだいぶ調べたのですが、私がYAMAHAのパスキッスミニを選んだ決め手がこちら。
ハンドルロック
ハンドルの右手側にロックがついており、ロックをかけると前車輪がまっすぐに固定されます。
子供を前に乗せているとどちらかに重心が傾くのですが、その勢いで倒れてしまうことも・・・。
このロックをかけていれば子供が多少揺らいでも前車輪が左右に振れることがないので安全なのです。
走行中は方向転換やカーブのためにロックをかけることはありませんが、これが役に立つときは主に2点。
- 信号待ちの一時停止
- 乗降時
信号待ちや踏切で一時停止するとき、足をしっかりとついて両手でハンドルを支えていなければ子供の重みで重心が傾き、あっという間に倒れてしまいます。
電動自転車は本体が重く、車輪が小さいタイプだと重心が低いので、傾くと立て直すのが難しいのです。
一時停止の時にハンドルロックをしていれば、前輪が左右に振れないので車体をまっすぐに保ったままにできます。
思わぬ事故に繋がらないよう、安全な体勢を保つことが可能です。
一時停止のほかには自転車への乗降時にこのハンドルロックが役に立ちます。
子供を持ち上げて前チャイルドシートに乗せるとき、車体をまっすぐにしておいてもすぐに前輪が左右に振れてしまいますね。
子供を乗せたあと、前輪が左右に振れている状態でママが自転車に乗るときがキモです。
倒れる前に乗車し、車体をまっすぐに立て直さなければいけません。
非常に危険な瞬間ですね^^;
ハンドルロックをしていれば子供を乗せるときも安定した体勢を保つことができるので、余裕を持った安全な乗降が可能です。
ハンドルロックがついている自転車は他にもありますが、パスキッスミニはこの操作が簡単だったのが決め手の1つとなりました。
前乗せチャイルドシート標準装備
自転車購入を検討したのは上の子が3歳、下の子が1歳のときです。
始めから前と後ろに子供を乗せることを前提に自転車を選んでいましたが、一番重視したのは安全であることです。
今では自転車に親子三人で乗る光景は珍しくなく、後付けのチャイルドシートもたくさん発売されています。
後付けのものは、どんな自転車にも付けられる仕様になっているものの、みなさんご存じでしたか?
3人乗りに対応しているものと、そうでない自転車があることを・・・!
自転車屋さんでかわいい自転車を見付けたので、「これに前と後ろにチャイルドシート付けたいんですけど・・・」と店員さんに相談したところ
「付けれないことはないけど、3人乗りしても大丈夫という認可されているものとそうでないものがあるので、あんまりオススメしません」とのこと。
3人乗りの場合の安全基準を満たしているものには、きちんと車体に明記されていて、その車種に関しては荷物カゴでもチャイルドシートでもOKですよ、3人まで乗れますよという意味です。
ですので、そのとき見付けた可愛い自転車は断念して・・・
3人乗りに対応した自転車に焦点を絞りました。
パスキッスミニに標準装備されているチャイルドシートは、ベルトが5点式のものになっています。
車に乗せるチャイルドシートのように、しっかりと固定することが出来ます。
泥よけや子供が安心して乗れるようハンドルもついていて、快適性も言うこと無しです。
前乗せのチャイルドシートは15㎏までの子供を乗せることができます。
購入時点でうちの下の子はまだ9kg・・・3歳の上の子も13kgほどでしたので、子供2人共が幼稚園に通う内は3人乗りでいけると判断しました。
そこそこ長く使う前乗せチャイルドシートは、安定性などを考えて標準装備のものにきめました。
大きさ
パスキッスミニは20インチと普通のママチャリやシティサイクルよりも小さいです。
3人乗り規制をクリアした自転車は、この20インチの自転車ばかりでした。
タイヤが小さいと、小回りが効き重心が低くなるので倒れにくく安定性があるというメリットがあります。
しかし、タイヤが小さい分進むためにたくさん漕がなければなりません。
自転車屋さんのお兄さん曰く、電動アシストがついているので漕ぐ力がかからず、子供を乗せてもさほど苦にならないよ。とのこと。
パスキッスミニには3段階変速もついているので、状況に合わせて使い分けができます。
そしてなにより、自転車単体では26インチなどの大きいタイヤの後ろにチャイルドシートをとりつけたとき、子供をなかなか高い場所に乗せなければならないことにビビり、20インチのパスキッスミニに即決しました。
もしも子供が自転車に乗ったまま倒れてしまった場合、高いところに乗せているとそれだけ子供の頭に大きな衝撃が加わります。
20インチの自転車の後部チャイルドシートだと、26インチのときよりもだいぶ頭の位置が低くなりますので、倒れてしまったときの衝撃も少しは抑えられます。
26インチで一漕ぎが大きくより長い距離を走れるのは魅力的でしたが・・・
あの高さから子供が倒れたら、と考えると3人乗りには20インチのミニがおすすめです。
試乗してネットで購入がおすすめ!
自転車を購入するために、色々な口コミを比較するのはとても大切です。
しかしやはり実物を見てみないことには決断に欠けますよね。
まずはお店に出向き、色々な自転車を見てみましょう。
分からないことは店員さんが教えてくれますし、試乗もできます。
初めて子供を乗せて自転車に乗るという方、久しぶりに自転車に乗ると言う方は是非試乗をしましょう。
普通の自転車よりもとにかく重いこと、3人乗りになると車体が長いこと、私も自転車は乗り慣れていたつもりでしたが全然ちがいました・・・。
メーカーや車種によっても乗り降りの仕方、スタンドの立て方、操作の仕方、子供の乗せ方などが微妙に違ってきます。
比べなければその1種類に慣れるしかないのですが、2つでも3つでも比べてみて下さい。
なんとなく自分にしっくりくるものがあるはず。
まずは自転車屋さんに行って、買いたい車種を決めましょう。
これ!と言うものが決まれば、ネットショップを比較します。
ネットで自転車を購入する際の比較ポイントは
- 値段
- ポイント
- 送料
- オプション
- 保険
- 防犯登録
これらがショップによって全然違います。
私が購入したパスキッスミニはこちらです。
装備や機能など3年でめちゃくちゃ進化しています。すげぇ。
私が購入したパスキッスミニは、当時のさらに前年度版の型落ちのものでした。
ですので最新モデルよりも少し安かったです(1~2万くらい)。
さらにオプションとして後ろのチャイルドシート(クッションシートも付いて)を取り付け、防犯登録の手続き代行もセットでした。
そしてポイントアップ期間でしたので、1万円分くらいのポイントバックでした!
繁忙期は需要があるからか、自転車屋さんではあまり値引きはありませんでした。
私が下見に行った自転車屋さんと比べると3万円ほどお安く買えたので、非常にお得な買い物ができたと思います♪
ただし配送に2週間ほどかかったので、すぐに手元に欲しいのか、少しでも安く買いたいのか、自分の都合に合った買い方がいいですね。
自転車保険が割安で加入できたり、出張修理が無料だったり、家まで届けてくれた後チャイルドシートの取り付けや扱い方の説明など・・・。
自分にとって何がお得か見極めましょう!
実際に乗ってみて気が付いた点
検討に検討を重ねて、満を持して購入したパスキスミニですが、日常的に使ってみて気がついたことをまとめて見ます。
3人乗りのとき、荷物はどうする?
購入前から不安はありましたが、いざ子供2人を乗せて買い物に行ってみると・・・荷物どうする問題。
前後の荷台には子供が乗っているのでスーパーなんかで購入した荷物を置く場所がありません。
ハンドルに掛けたり、肩に掛けたりしてなんとか持っていますが、ものすごく不安定になり危険です。
潰れる心配がないものや、重たくないものは小分けにして子供たちにも持ってもらってます。
パスキスミニは車高が低いので、持ち手の長いものや大きいものなんかはより不安定になります。
ですので保育園のお昼寝布団なんかは持ち運ぶのはすっごく大変だろうなと思います。
電動自転車であれば、休みの日にちょっと遠くの公園なんかも楽々行けちゃうわけですが、お弁当や水筒などの荷物を運ぶのも一苦労です。
大容量のリュックサックが欠かせなくなります。
買い物に関しては、1回の買い物の量を減らしたり、週末にパパに車を出してもらってのまとめ買いなどライフスタイルを変えて対応する必要がありますね。
これを機にネットスーパーや宅配野菜などに挑戦するのもありですね!
タイヤがちいさいとしんどい
タイヤが小さいと小回りが効いて重心が低くなり安定感が増す・・・と先ほどご紹介しました。
これは本当にその通りで、3歳と5歳の子供合計30kgを乗せていてもスイスイ進むことができ、信号や踏切などの一時停止の時もきちんと安定しています。
しかし私が子供を乗せて幼稚園に行くとき・・・そこそこ急な坂道があります。
また近くの実家も団地の上にあるので、坂道必須です。
電動のハイパワーモードをつかっても、やはり漕ぐのに力がいります。
後ろに乗せるのは上の子なので、上り坂は重力の力も合わさってかなり重たくなります。
タイヤが小さいとたくさん漕がなければ長い距離を進めません。
重力に逆らって自転車を漕ぐのはそこそこ大変です。
日頃運動をしない私は最初のころは筋肉痛になるほど。
あの坂道を通る度にタイヤが大きければもっと早く坂道を上れるのになぁ・・・とゼェゼェ言いながら思っています。
3段階変速が付いており、変速を一番軽いものに変えることもできますが、そうするとたくさん漕ぐのになかなか前に進まないということに・・・。
自転車漕ぎって太ももが悲鳴をあげるんですよね・・・^^;
ただし安全面などを考えると、ミニにして良かったと思います。
坂道を通る頻度は少なめだし、子供2人とも乗せる期間が長いので、このしんどさを知ってもやはり安全で安定している20インチの自転車で良かったのかな。
例えば毎日そこそこの坂道を行き来しなければいけなくて、上の子はもうすぐ後ろに乗せることがなくなる(重量オーバーや小学生になるからとかで)。
そんな場合はもう少しタイヤが大きいタイプのパワー重視の自転車にしたと思います。
ハンドルロックは絶対あった方が良い
3人乗り自転車に乗って一番これは・・・!と思った機能がハンドルロックです。
前のチャイルドシートに子供を乗せると、本当に勢いよく前輪が傾きます。
自転車が倒れないうちになんとか体勢を保ちつつ自転車に乗ったり、スタンドから降ろすのはすごく危険です。
車体自体もかなり重いので、(か弱い)ママの力じゃ踏ん張りきれないこともあります。
ハンドルロックをしていれば、前に子供を乗せたあと荷物を持ち直したり後ろに子供を乗せたりできる余裕があります。
子供のシートベルトをするのも安定しているので安心です。
スタンドから降ろし、自転車にまたがりいざ出発のときまでハンドルロックをしていれば、漕ぎ出しの瞬間まで安定した状態を保つことができるのです。
ぜひ、自転車選びのポイントとしてハンドルロックは必須項目に入れておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回3年前に購入した3人乗り自転車YAMAHAのパスキッスミニについて、比較点やレビューをご紹介しました。
私が購入した型を扱っているお店はだいぶ少なくなっていますが、お値段は当時のままで機能がレベルアップした新型が発売されています。
パスキッスミニアンですね。
チャイルドシートがコクーン型になり、前に乗せる子供の安全をより確保できています。
YAMAHAは元々バイクを製造するメーカーだったので、電動でスピードが出る自転車の設計も、バイクの設計技術をもとに安定感や安全面を重視した設計になっています。
漕ぎ出しも、他の電動自転車に比べてスムーズで、漕ぎ出し第一歩のグイッと引っ張られる感じが無く、とても漕ぎやすいのも特徴です。
子乗せ自転車はたくさんの種類がでていて、何を基準に選べば良いのか分からない、実際の使い心地や失敗点なども知っておくと、より正確な選択ができますね!
ぜひ参考にしてくださいね♪
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