エイ・ネットは2005年発足、デザイナー高橋一清によるブランド「ネ・ネット」を事業休止することを発表しました。
2020年で15周年を迎えましたが、20-21A/Wをもってブランドを休止、「ネ・ネット」と「にゃー」の13店舗を順次閉店します。
7月31日をもってデザイナーの高島一清氏はエイ・ネットとの契約を終了しており、ブランドの商標権などはエイ・ネットが保有することになっています。
ゆるっと着られるけど個性的なデザインが人気の「ネ・ネット」、高島一清氏のデザインした服は今後どこで買えるのでしょうか?
また、「ネ・ネット」「にゃー」の店舗閉店状況・セール情報などをまとめました。
A-net.ネ・ネット撤退で高島一清の洋服は今後どこで買える?
エイ・ネットがネ・ネット徹底を表明し、すでに7月31日付でネ・ネットのデザイナー・高島一清氏は同社との契約を終了しています。
高島一清氏のプロフィール・経歴
- 名前:高島一清
- 生年月日:1973年生まれ
- 出身:熊本県
- 学歴:1994年 文化服装学院卒業
- 経歴:
- ●1996年・株式会社イッセイミヤケに入社
- ●2002年・「プリーツ・プリーツ」のデザイナーに就任
- ●2004年・「PROJECT-1 KURAMATA SHIRO」に衣服のデザインで参加
- ●2005年・「ネ・ネット(Ne-net)」創立時のデザイナーに就任
- ●2006年・東京コレクションに参加、毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞を受賞
数々の大物デザイナーを輩出してきた文化服装学園を卒業し、日本のモードファッションの第一人者であるイッセイミヤケの下で働き、
グループ会社のエイ・ネットでは「ネ・ネット」の創立デザイナーとして15年間務めてきました。
その他では独自のブランドや他社でのデザインはせず、エイ・ネット「ネ・ネット」一筋だっただけに、
高島一清と言えばネ・ネット!というイメージでしたね。
ネ・ネットがブランド休止、エイ・ネットとの契約終了によって高島一清氏は今後どこかでブランドを立ち上げるのでしょうか?
現在、高島一清氏のその後の活動については情報がありません。
今後新たにブランドを立ち上げるなどの動きがあった際は最新情報を追記します。
A-net.ネ・ネット撤退で閉店の店舗一覧・セール情報
現在、ネ・ネットとネ・ネットのスピンオフブランドにゃーの店舗は合わせて13店舗です。
ブランドの休止は20-21A/W以降となり、早くとも来春頃から順次店舗が閉鎖していくと思われます。
現在のネ・ネットの店舗は
- ネ・ネット/にゃー:札幌ステラプレイス
- ネ・ネット/にゃー:札幌北広島アウトレット
- ネ・ネット/にゃー:ラフォーレ原宿 8/2(日)閉店
- ネ・ネット:新宿ミロード
- ネ・ネット/にゃー:新宿マルイアネックス
- ネ・ネット:西武池袋本店
- ネ・ネット/にゃー:池袋サンシャインシティアルパ 8/16(日)閉店
- HUMOUR SHOP:東急プラザ表参道原宿
- HUMOUR:あみアウトレット 6/24(水)閉店
- ネ・ネット/にゃー:酒々井アウトレット
- HUMOUR SHOP:相鉄ジョイナス
- ネ・ネット/にゃー:軽井沢・プリンスショッピングプラザ
- ネ・ネット:名古屋松坂屋
- HUMOUR SHOP:JR名古屋タカシマヤ
- ネ・ネット/にゃー:ジャズドリーム長島
- ネ・ネット:梅田大丸
- ネ・ネット/にゃー:なんばマルイ
- HUMOUR SHOP:南堀江
- HUMOUR:りんくうアウトレット
- HUMOUR:神戸三田プレミアム・アウトレット
- ネ・ネット:岩田屋本店
- ネ・ネット/にゃー:熊本鶴屋New-s
- ネ・ネット/にゃー:リウボウ
- ネ・ネット/にゃー:i.t FESTIVAL WALK
があり、既に閉店している店舗もあります。
閉店が近い店舗ではセールをしている可能性が高いので、ブランド休止前に購入したい方はセール品を狙うとお得でしょう。
A-net.ネ・ネット撤退で「にゃーT」レア化?通販在庫・通販セール情報
ネ・ネットの洋服と言えば・・・そう、にゃーTですよね!
レディス・メンズ・キッズともに人気の商品だったあのTシャツさえも・・・撤退ということで残念に思うファンが多いように思います。
お馴染みのクロネコのマークが購入できる通販サイトをまとめました。
- HUMOUR
- ZOZOTOWN
- d・fashion
などです。
現在公式通販サイトではセールを行っていませんが、ブランド休止が近付くに連れてセール品も増えてくるのではないでしょうか。
また、その他通販サイトやフリマアプリなどでは人気のネ・ネットアイテムを格安で購入することができます!
まとめ
筆者(30代)が学生時代はバイト代を貯めては1シーズンに1~2着を厳選して購入していたものです。
現在はいい歳してにゃーTを着るには勇気がいりますが、我が子に着せたら・・・かわいいんですよね。
最近では店舗での購入者の30%が訪日外国人だということで、コロナ禍によって事業の継続が難しくなったと言うことです。
ファストファッションが目立つ時代では個性的なデザインで少しお高めな価格設定は売れにくくなっており、ネ・ネットに限らず様々なブランドが廃止や休止になっています。
しょうがないとは言え、一時代を築いたブランドがなくなるのはさみしいですね。
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