みなさんこんにちは!
洗った手を拭いたり、食事中に汚れた口回りを拭いたりするのに使うハンカチ。
各幼稚園や保育園で持ってくるように指示されているところも多いでしょう。
しかし子供用のハンカチ、と言っても素材や大きさも様々。
何を選んだらよいのか迷い始めたらきりがないですね。
今回は実際に幼稚園児の子供に持たせたハンカチについての経験をもとに、幼稚園生活で実用的なハンカチの選び方やおすすめをご紹介します!
ハンカチの選び方①素材
ハンカチの素材は主に3種類に分けられます。
- 綿の布帛
- ガーゼ
- パイル
が主に出回るハンカチの素材です。
布帛
ペラペラの綿素材のものです。
よくアニメキャラクターや細かい柄がプリントされているものです。
バンダナと同じと言えば分かりやすいでしょうか。
折り畳んでも分厚くならずぺたんこに仕舞えるのがよいところです。
薄手なので広げておけば乾きやすいのもポイント。
しかし小さな子供が上手にたためるかと言えばそうではありません。
ポケットからパッと出してグチャグチャっと握るように手を拭き、丸めたままポケットに戻す・・という動作が目に見えますね(^_^;)
上手にたためる子も、ぺらぺらの素材なので床に一度広げないと上手くできないかも?
ガーゼ
ふわふわの肌触りで通気性もよく、赤ちゃんの頃から手拭きやスタイとして使っていた人もいるでしょう。
最近ではガーゼにプリントがされていたり、オーガニックコットンなどの安心安全な拘り素材で出来ているモノもあります。
厚みも2重~6重と種類が豊富です。
吸水性が良くて、通気性もあるから乾きやすいのが良いですね。
手触りも良く、おしゃれで可愛い柄が揃っています。
難点は、洗濯に弱いこと。洗濯機に入れてしまうと一度洗濯をしただけなのに、ひとまわりも二回りも縮んでしまったり・・。
目の粗い柔らかい素材なので型崩れもしやすいです。
乾燥機を使うとくしゃくしゃになってしまいます。
アイロンをかけたり、使い始める前に水通しなどをして縮むのをある程度防ぐこともできます。
パイル
いわゆるタオル地のこと。
もこもこしていて、吸水性にとっても優れています。
幼稚園や保育園のなかで子供達はトイレの時以外にもたくさん手を洗う機会があります。
何回もの手洗いに耐えられる吸水性を持つのはパイル地がダントツです。
さらに厚みがある分シワにもなりにくく、管理もしやすいでしょう。
しかしその厚手が子供にとっては使いづらい点でもあります。
手を拭いたあと、キレイにたたまなければポケットに入らないこと。
子供ですから早く遊びに行きたい気持ちで、グイグイとポケットに押し込んでしまいます。
ズボンのポケットに元気玉入ってんのかーいってくらいボコッと出ていますよね(^_^;)
見た目もアレですが、非常に遊びづらそう。
ハンカチの選び方②形
ハンカチはどれも大抵正方形をしています。
が、最近ではハーフサイズなるものも。
子供のポケットに収まりづらいことがようやく認知されたのか、昔は見かけませんでした。
ハーフサイズなら子供でも折り畳みやすく、ポケットに丸まらず収められると思います。
そして園生活であると便利なのがループ付きのハンカチ。
角に紐が付いていて、フックなどに引っ掛けられるようになっています。
幼稚園や保育園によっては、手洗い場の傍にフックの付いたラックが置いてあって、各々が自分のハンカチをかけておくというシステムが導入されています。
これなら手洗い→手を拭くという動作が習慣になり、ハンカチも使いやすくていいですね。
そして名前を書くのに不便がないかも重要です。
起毛している素材だと、油性ペンやスタンプの文字はモザイクになってしまう恐れが。
番外編ではこんなハンカチも。
キャラクターがダイカットになっていて、とってもかわいい・・・!
子供の好きなキャラクターなら積極的に手を洗うだろうし、なんなら洗濯の片付けも手伝ってくれそう♪
ハンカチの選び方③大きさ
ハンカチの大きさ、これはかなり重要な事なんですが、子供用として売られているハンカチは大体16~20センチ四方になっています。
大きい方が良いんじゃない?よく拭けるし。
小さい方が良いんじゃない?ポケットにちゃんと収まるし。
大きいと確かによく拭けるんですが、子供の洋服に付いたポケットなんて飾りかよってくらい小さいんですよね(^_^;)
布帛ならば大きめでもたたんでしまえば嵩は減りそうです。
タオル地なら吸水性がある分小さめでもよさそうですが、それはそれで嵩張ってしまい、ポケットに入れづらいことも。
かといって子供の手のひらサイズのハンカチだと、すぐにビチャビチャになってしまい使い勝手がいいとは言えませんね。
子供はまだ器用に手を拭くことができず、ハンカチを握るようにして手を拭いているようです。
ですので、小さすぎるモノは手を拭きづらいというデメリットがあります。
ハンカチの選び方④重要ポイントや必要枚数
以上のハンカチの特性や大きさを踏まえた上で、ハンカチ選びの重要なポイントは「子供が進んで使うかどうか」だと言えます。
子供が好きなキャラクターや柄なのかや自分でポケットに入れられるかどうか、使っていて不便がないかどうかが大切です。
そして各家庭での洗濯ルールやライフスタイルに合ったモノを選びましょう。
子供目線の大事なポイント、ママ目線の大事なポイント、それに合致するハンカチを見付けましょう♪
まずはママが扱いやすいと思うものを数枚用意し、子供がちゃんと使えるかどうか、気に入ってくれるかどうかを見て、買い足したり買い替えたりするのがよいでしょう。
幼稚園や保育園で手洗いが習慣化すると、子供も使いやすいかどうかが分かってきます。
園生活に慣れてきた頃に確認すると良いでしょう。
子供が使いやすくて、管理も上手になってきたら必要枚数を揃えます。
洋服や家で使うタオルなどと一緒に毎日洗濯することを想定すると、3~4枚で十分足りると思います。
雨の日で部屋干しをしたとしても、きちんと広げて干しておけば1日あれば乾きます。
1年間万遍なく使い切れる数で十分です。
ハンカチは消耗品とも言えます。
毎日使えばクタクタになり、吸水性も落ちてきます。
プリントが色あせたり型崩れもするでしょう。
そして子供は成長し、1年も経てば子供の手もひとまわりくらい大きくなるでしょう。
年少の頃はハーフタイプのハンカチで十分だったとしても、年中になる頃には手を拭くのにはちょっと物足りなくなると思います。
子供のハンカチは小さくてすぐビチャビチャになるんですよね(^_^;)
新学期を目安に買い替えるつもりでいましょう。
これらのことをふまえた上で、まだどんなハンカチが良いのか想像が付かない方はこちらを参考にしてみてください(^^)
素材 | 大きさ | |
年少 | ガーゼor薄手のパイル | ハーフサイズ ~15センチ四方のミニサイズ |
年中 | ガーゼタオルorパイル | 16~18センチ四方 |
年長 | パイルor布帛 | 16~20センチ四方 |
子供にとっての扱いやすさ、吸水性などを考慮するとこんな感じで選ぶと良いです。
各々好みや使いやすさが違うと思うので、親子で相談しながら決めるといいですね。
まとめ
いかがでしたか?新入園児の持ち物や準備物は、あらかた園の方から指定があると思います。
クレヨンやお道具箱なんかはみんな一緒のものですよね。
そんな中で子供が唯一自分だけの、自分好みのものを選べるのはハンカチくらいでしょうか。
子供にとってもハンカチ選びは入園に向けてのワクワクが増すイベント♪
うちの子も自分で選んだハンカチは毎朝自ら用意しています。
洗濯が終わった後は自分でたたんで所定の位置に収めてくれるようになりました。
自分で選んだという愛着があるのか、そう言う自立心が芽生えたので子供に好きなものを選ばせて良かったなと思います。
ただ、私は普段アイロンがけをあまりしないので、布帛のハンカチは却下でした・・。
布帛のものはハッキリとしたプリント柄が特徴なので、好きなキャラクターがいる子供はめちゃめちゃ欲しがります。
アイロンがけは譲れないので、私はまず子供にどんなハンカチが良いか尋ねました。
子供の意見は
プリンセスかキキララ
ちっちゃい方がいい(可愛いから)
と言うことなので、キャラクターがプリントされた15センチ四方の薄手のパイル(プリント面は起毛していないタイプのもの)と、キャラクターではないが子供の好きそうな柄で15センチ四方の5重ガーゼのハンカチを選択肢として出してみました。
(後者は私の好み優先)
ま、案の定子供はキャラクターがプリントされたものを選びました(^_^;)
これを3枚ほど用意して1年間大切に使ってくれました。
1年後にはプリントはパリパリに割れ、型崩れも酷くなったのでお蔵入り・・・
年中の今は少し大きめの20センチ四方のプリントパイルにグレードアップしました。
気に入って使ってはくれるのですが、やはりパイル地は厚みが出るのでポケットに入れるのは少し難しそうです。
朝ポケットに入れて出かけても、帰ってくる頃はカバンに入っていることも・・(^_^;)
もう一回り小さくても良かったかな~なんて思います。
ハンカチ選びの道はなかなかに回り道でした。
みなさんもぜひ子供と一緒にお気に入りのハンカチを見付けて下さいね♪
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