東京オリンピック女子バスケットボール代表監督のトム・ホーバス氏。
ヘッドコーチでもあるトムはインタビューには英語で受け答えされていますが、試合中のタイムには流暢な日本語で選手をまくしたてる場面が印象的でした。
今回はトム・ホーバス監督の
- 基本プロフィール
- 妻は日本人?子供や家族構成について
- 現役選手時代の経歴
などをまとめました!
トム・ホーバスの年齢・身長などwikiプロフィールまとめ!日本語がうまい理由は?
- 名前:トム・ホーバス
- 生年月日:1967年1月31日
- 国籍:アメリカ
- 身長:203cm
- 選手歴:1989年〜2001年
トム・ホーバスはアメリカで生まれ育ち、ペンシルベニア州立大学を卒業後、ポルトガルリーグにてプロバスケ選手となりました。
日本のチームでもプレイしていた経歴もあり、日本在住歴も長かったために日本語は流暢です。
選手を引退後は指導者を目指しアメリカに戻り、一般企業に勤めながら高校生のコーチをしていました。
そして日本のチームから声がかかり、再来日します。
チームのコーチや代表のアシスタントコーチなどを経て2017年より女子日本代表の監督を務めています。
選手を引退後はアメリカの携帯電話のアプリを制作する会社に務めていますが、入社前はFBIに入る道もあったのだとか。
とても優秀な人材なんですね。
FBIに入らなかったのはバスケの指導者としての道を諦められなかったからだそうですよ。
トム・ホーバスの妻は日本人?出会いや子供など家族構成について
トム・ホーバス監督は日本人の奥さんがおり、子供も二人いるそう。
SNSが非公開のため、家族の様子は伺えませんが、家では日本語で会話するそうですよ。
なんでも、「多少の間違いがあっても自分の言葉で伝えるほうがインパクトがある」からだそう。
これは家庭内でも、選手とのコミュニケーションにも通じる部分がありますね!
ちなみに、トム・ホーバスの日本語が流暢なのは奥さんの影響ではなく、選手時代から長く日本に住んでいた経歴があるためです。
スポーツ選手の多くは通訳を介して周囲とコミュニケーションを図る印象ですが、トム・ホーバス監督が選手だったころは、まだ日本にはプロバスケットボールリーグはなく「実業団」としてのクラブ活動でした。
ですので、昼間は普通に日本のサラリーマンと同じように満員電車で通勤したり、日本人に囲まれて仕事をしていたよう。
英語を話せるトム・ホーバス監督は会社でも重宝され、2m超えの長身はチームでも特別な存在だったでしょう。
トム・ホーバスの選手時代は?成績や経歴まとめ
5歳からバスケを始め、長年NBAでプレーすることを夢見ていたトム・ホーバス監督ですが、大学卒業後はNBAからドラフトの声がかかることはなく、
それでもバスケをプレーするためにポルトガルへ渡ります。
- 1989年〜1990年 スポーティングクラブ・オブ・ポルトガル
- 1990年〜1994年 トヨタ自動車
- 1994年 アトランタ・ホークス
- 1995年 ピッツバーグ・ピラニアズ
- 1995年〜2000年 CBA(アメリカの独立セミプロリーグ)
- 2000年〜2001年 トヨタ自動車・東芝
ポルトガル・日本・アメリカでプロバスケ選手として活躍したトム・ホーバス監督は、引退後はバスケの指導者を目指します。
日本国内では良い条件で誘いがかかることはなく、仕方なくアメリカに戻りIT系の一般企業に就職します。
仕事の傍ら、高校生にバスケットボールを教えていました。
日本でも仕事と選手生活を両立させていたほど、真面目で器用なトム・ホーバス監督は、一時は携帯電話のアプリを作るIT関連会社で副社長まで昇りつめました。
プロ選手の引退後の活動としてはとても華やかですよね!
しかしバスケットへの思いが断ち切れずにいたときに、日本から指導者として招かれました。
「多少の間違いがあっても自分の言葉で伝える方がインパクトがある」
とは信念で、日本語はすべて独学で身につけたといいます。
外国人が監督を務めるスポーツは多々ありますが、他の競技と比べても日本語で指導する外国人監督は珍しいのだとか!
まとめ
今回は女子バスケットボール日本代表監督・ヘッドコーチのトム・ホーバス氏について、プロフィールや経歴をまとめました。
日本語が流暢なのは、選手や指導者として日本に長く住んでいたからなんですね。
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