PR

【幼稚園の役員】思ってたのと違う!ストレスの元、トラブル実例集

ライフスタイル
JESHOOTS-com / Pixabay
記事内に広告が含まれています。

みなさんこんにちは!

幼稚園の役員をしてみようかな、今の役員さんたち、楽しそうに活動しているな・・・
子供に少しでも関わってあげたいし、役員の仕事・・・引き受けてみようかな

心の中ではそんな風に思っているママさんも少なくないと思います。
でも年代も出身も学歴も違うママ同士。

何もトラブルがないわけがありません。

今回は実際にあった、幼稚園の役員同士でのトラブル、役員をする上でのストレスの実例をご紹介します。
幼稚園の役員を遂行するにはさまざまなメリットがありますが、こういったストレス要因もあるのだと理解した上で役員に立候補しましょう。

仕事量が多い

具体的に幼稚園の役員ってどんな仕事をするのでしょうか。
こればっかりは幼稚園による、としか言えないのですが私の子供が通う幼稚園を例にしてみます。

保護者茶話会・懇親会の企画

これはクラスごとに保護者同士の親睦を深めるための行事です。
幼稚園の集会室でお菓子を持ち寄ってお喋りしたり、どこかお店を予約して会費制のランチ会にしたり・・・

幼稚園のルールに従って会を企画・運営します。
これを楽しみにしている保護者もいれば、鬱陶しく思っている保護者がいるのも事実。

しかし1年間親も子供もトラブル無く穏便に過ごすためには、保護者同士がどんな人なのか知るための大切な交流の場でもあります。
なるべくたくさんの方に参加してもらい、且つ楽しく過ごしてもらうための企画は、ものすごく気を遣います。

でもでも!この会が盛り上がり、保護者同士が仲良くなれば幼稚園がものすごく楽しくなります(親がね!)
行事代休の日や長期休みの日でも定期的に公園に集まってピクニックしたり、何でも話せるママ友ができたり、良いこともたくさん

保護者総会の企画・運営

この行事は新学期が始まって、役員が決まってまず最初の仕事と言えます。
前年度の活動報告や、会計報告、会計監査、今年度の運営計画などを保護者向けに発表する場です。

基本的に子供の保育中に行う行事で、大きなホールがない幼稚園だと会場を借りる手続きをするところから始まります。
前年度の資料を見ながら、準備の担当決め、会場セッティング、当日の進行、片付け、すべて役員が担います。

幼稚園にもよりますが、大体毎年半数以上の世帯が出席しており、会場の駐車場整備もしなければなりません。
父母会資料などは欠席者にも配らなければならず、幼稚園に通う全世帯分の資料を作らなければなりません。

役員が発足して初めての仕事にしては大きすぎる仕事なのです。
右も左も分からないまま、不安や対策をあげればキリがなく、運営に落ち度があれば他の保護者から意見投書が・・・
プレッシャーも半端ないですね。

私が役員発足後、この保護者総会の進行、運営の流れを引き継いだとき「思ってたんと違うーーー!素人の保護者がここまでしなきゃいけないの?!」と心の中で思いました(口に出してたかも)
でも、これが終われば一気に役員同士の結束が固まるのでとてもやりがいを感じる事ができます。

保護者向けの講演会や講習会の企画・運営

園によって様々ですが、我が子が通う幼稚園では年に2度ほど、保護者向けの講演会や講習会を開くよう指示があります。
内容が決まっていれば例年通りの行動をすればよいのですが、うちの園ではそれすら役員主体です。

  • まずどんな講座を開くのか
  • 講師の先生を呼ぶにあたってツテはあるのか
  • 保護者会費で賄えるのか
  • 会場はどうするのか
  • 等々・・・

全ての手配を役員でしなければなりません
予算も限られており、且つたくさんの人に参加してもらえるものでないと意味が無い・・

こういった行事は先生はほとんど手伝ってくれませんから、そのことについての会議ではほぼみんなで「どーする?どうしよう」と言い合って終わります^^;

ただ、自分が受けてみたい講習やワークショップなどを開くことが出来るのでとても楽しみな行事でもあります。
講師の先生を探したり、会場を探したりしているうちに、これまで関われなかった方面にツテもできます。
幅広い人脈ができると、今後の活動や人生がとても充実したものになるでしょう。

幼稚園行事のお手伝い・1学期に1~2程度

運動会や発表会、卒園生のためのお別れ会など、各幼稚園行事のお手伝いも役員の仕事の1つです。
その仕事内容は園にもよりますが、どの園でもやはり運動会や発表会などの幼稚園生活の一大イベントはとっても大変なんだとか・・・。

全園児とその保護者、たくさんの人が集まる行事ではしなければいけない事も必然的に増えます
運動会では種目ごとに園児を誘導したり、会場設営から案内係、重たい道具も運んだりします。

発表会や展覧会では、テーマに沿った飾り付けをしたり、作品の管理なども重要です。
このあたりの行事では当日の1週間前から幼稚園に通い詰めになることも・・・。

ただこういった一大イベントほどやりがいはあるものだし、一般の保護者席ではなく役員がスタンバイするような特等席から我が子の勇姿を見ることができます。
当日もバタバタと忙しいですが、役員同士で配慮し合って自分の子供の番の時は仕事を交代することもできますね。
準備の段階で何度も幼稚園に通うことになりますが、普段は見られない幼稚園での我が子の姿を見ることが出来るのもメリットですね。

集まりが多い

前述の役員の仕事内容を読むと分かるように、行事があると会議がとても多くなります。
それも、基本的に子供の保育時間内で終わらせなければならないので、1日だけでは話がまとまらず、何度も集まらなければならなくなってしまいます。

仕事をしていたり、乳幼児がいるご家庭だとこれが1番負担に思うのではないでしょうか。
しかし、同じ条件で役員をこなしている方もたくさんいらっしゃいます。

人それぞれ事情があることは、おそらくみんな承知のこと。
下の子が病気したから役員会に出席できない・・・
急な仕事が入ってしまった・・・

そんなときは無理せず他の人に頼りましょう
子育て、家事、仕事、これに加えて役員の仕事までこなすのがどんなに大変か、同じママなら誰だって想像がつくはず。

geralt / Pixabay

持ちつ持たれつ、お互い様の精神で活動できればあまり負担になることもないでしょう。
役員発足時に「仕事をしているので~・・・」「下の子がいるので~・・・」など、心配事は最初に共有できたらいいですね

私が役員をしていたときも、妊娠中の方がいらっしゃって負担にならないように仕事を分配したり、みんなで支え合って、でも気を遣わせることもなく活動できました。
どの人も自ら立候補して役員になったので、しっかりと責任感を持ちつつもみんなが楽しく活動できるよう意識することが大切だと思います。

行事のとき我が子の姿を見れない

役員のお仕事を紹介したときに、優先的に我が子の勇姿を見ることができると記述しましたが、それは我が子が通う幼稚園はそうだからです。
他の幼稚園の情報を聞いていると、裏方の仕事が忙しすぎて、我が子の出番を見逃した・・・なんて話もよく聞きます。

子供の日頃の成果を発表する行事では、ある意味保護者のための行事でもあります。
役員だって我が子の姿を見たいのは当たり前です。

もしも役員は我が子の出番を見逃してしまうような父母会ならば、そこで役員をするのはやめておいた方が賢明でしょう。
しかし、これは先生に要望したり役員同士で話し合いをすれば解決することでもあります。

自分の子の出番のときは、仕事を変わってもらうなどの対処ができるのならば、我が子の勇姿を間近で見れると言うのは役員をする最大のメリットとも言えますね。
そうしたら、新学期の役員決めのときも、揉めたり長丁場になることもなく、積極的に立候補する人が増えるのではないでしょうか。

気が合わない人がいる

人それぞれ、子供が同じ幼稚園に通うということしか共通点がなく、生い立ちも学歴も何もかも共通しない人がいるのは当たり前。
幼稚園で各クラス2人ずつ役員を選出したとして、十数人が集まれば気が合わない人の一人や二人はいるものです。

  • 企画の時に何かと仕切りたがって和を乱してしまう人。
  • 意見は言うくせに仕事をしない人。
  • イヤイヤ役員を引き受けたのか、めんどくさそうな態度でいる人。
  • 何かと理由をつけて役員会をことごとく欠席する人。
  • 完璧を求めすぎる人。
  • 責任感がない人。

幼稚園の保護者代表の集まりとして、上記のような人がいると疎ましいですよね。
役員の仕事は大変で憂鬱に思ってしまうこともありますが、やるからには楽しくやりたいですね。

自分と気が合わない人がいたとしても、納得いくまで話し合ったり真っ向からぶつかるようなことはしないように気を付けましょう。
あくまでも子供たちがメインの幼稚園です。

自分がスッキリしたいがために誰かとぶつかってしまうのは本末転倒。
ここは冷静になって大人の対応をすることが大切です。

気に入らない人の愚痴は幼稚園関係者以外の人に聞いてもらうといいでしょう。
また自分が上記のような人と思われないよう心がけることも大切です。

人間関係さえ円滑であればどんなに仕事が大変でもなんとか乗り切ることができます。
言いたいことをぐっと我慢して大人の対応をする、人間として成長できる場でもあります。

まとめ 役員の仕事が大変そうでも絶望しないで!メリットもあるよ!

さて、幼稚園の役員の仕事というのはとても大変なんだよという事をご紹介しました。
張り切って役員に立候補したけれどちょっと後悔しましたか?
いやいや引き受けてしまって、さらに絶望しましたか?

大変なことばかりではありません!
ちゃんと最後にはやって良かったと思えるメリットもたくさんあります。

各章でちょくちょくご紹介しているように、

  • 子供の勇姿を間近で見ることができる
  • 幼稚園に行くことが多いが、その分子供の幼稚園での姿を垣間見ることが出来る
  • イベントや行事を企画することで、自分の好きなことを学べたり人脈が広がる
  • 達成感、やりがいを感じられる

このような良いこともたくさんあります。
役員の仕事を通して、気の合うママ友もできます
大きな仕事のあとには、ご褒美の打ち上げを企画するのも楽しみのひとつです。

幼稚園の先生とも親しくなれ、親子共に顔を覚えてもらえると、子供の話をより深く相談することもできます。
私の考えでは、役員の仕事をすることで我が子にしっかりと寄り添ったり向き合ったり、子育てについて深く考えることができたと思っています。

普段の家事や仕事の合間に適当になってしまう子育ても、役員の仕事をしているときは子供のために働いている!という自信がつきます。
自己満足かも知れませんが、子育てに充実感が得られ、生き生きと生活することができます。

大変な事もありますが、きちんと責任をもって仕事をやり遂げることは、これまで家事育児がメインだった私の生活にとても良い刺激となりました^^
今年度、役員に立候補した方、誰もする人がいなくて渋々引き受けてしまった方、来年度は挑戦してみようかなとお迷いの方、どうぞ参考にしてみてください。

コメント