ZARAなどのブランドを展開するスペインのアパレル大手インディテックスは、今年四半期の売り上げが前年同期に比べて44%減少したことを受け、全世界でZARAを含む最大1200店舗を閉鎖することを発表しました。
1200店のうち、ZARAは300店含むと言い日本の店舗も含まれる可能性があります。
- ZARA大規模閉店の理由
- 日本の店舗はどこが閉店対象なのか
- その他のブランドはどうなるのか
- 閉店セールの情報
などを調査しました。
ZARA300店閉鎖!インディテックスの経営状況が悪化したわけではない
ZARA300店舗を含む1200店舗を閉鎖すると発表しましたが、何も経営が悪化しているというわけではありません。
新型コロナウイルス感染拡大の防止により、外出や営業の禁止が響いた形での売り上げ減少という結果になっていますが、
一方でオンラインでの売り上げは4月前年同期と比較して95%も増加しているとのこと。
と言うことは、家賃や人件費のかかる実店舗よりもオンラインショップの方が利益を多く得ることができると判断した形です。
経営は好調のようで、新たに世界で450店舗を開店し、オンラインの販売強化と店舗の整理統合を加速させる、経営形態の改善・整理が目的のようです。
ZARA300店閉鎖!日本の店舗はどこが閉店になる?
インディテックスが展開するブランドの店舗は世界で7400店舗あり、その中で
1200店舗を閉鎖、その内ZARAが300店舗という内訳です。
閉店対象のZARAは
- 小規模な店舗
- 売り上げが低い店舗
だと言うことですが、日本の店舗が対象になっているかどうかは発表されていません。
日本にはZARAの店舗は98店(2018年情報)ほどあります。
世界で300店を閉鎖するとしたら、日本の店舗も十分に対象であることがわかります。
路面店やファッションビルの1フロア全てがZARA、という店舗は大規模店舗にあたるので閉店の可能性は低いでしょう。
郊外のショッピングモールに入る店舗などの小規模な店舗が閉店対象となる可能性が高いです。
最近では2019年に、ZARA新宿南口店がZARA新宿店に統合されています。
賑わいのある店舗でも、近くにある店舗と統合される可能性もありますね。
また、日本を含め世界で利益を伸ばしているインディテックスですが、ターゲットは若年層の男女が主となっています。
ZARAhomeなどキッズラインも近年人気ですが、一説では【ZARAはユニクロに勝てない】とも言われています。
老若男女がターゲット層のユニクロは日本では唯一無二の存在であり、汎用性が高いユニクロのアイテムに比べファッショナブルでデザイン性の高いZARAのアイテムは、どうしてもターゲットを絞りがち。
ライバルであるユニクロが同じフロアにある店舗も、もしかしたら閉店対象となるかもしれませんね。
ZARA含め1200店舗閉鎖!インディテックスのブランド一覧
ZARAが収益の大半を占めるインディテックスですが、ZARA以外にも
- ZARA(ザラ)
- Bershka(ベルシュカ)
- MassimoDutti(マッシモ・ドゥッティ)
- Oysho(オイショ)
- Pull&Bear(プルアンドベア)
- Stradivarius(ストラディバリウス)
- ZaraHome(ザラホーム)
を展開しています。
あぁこれもZARAと一緒の会社だったんだ!と思うブランドもあったでしょうか。
1200店舗閉鎖の内ZARAは300店舗、その他のブランドで900店舗が全世界で閉店対象となります。
ZARA以外のブランドも、小規模な店舗では日本でも閉店対象となる可能性がありますね。
ZARA300店閉鎖!閉店セール情報やオンラインセール情報まとめ
店舗閉鎖により、余分な在庫を一掃する必要があります。
また、店舗統合やオンラインショップの加速・整理にも在庫の管理を一掃する可能性もあります。
- 閉店対象の店舗では、閉店セール
- オンラインショップでは、特別セール
などが開催されるでしょう。
シーズン入れ替え時のセールよりお得に購入することができるかもしれません。
現時点で店舗の閉店セールの動きはないようです。
情報が入り次第追記します。
ZARA公式オンラインストアでは、送料や返品が無料というメリットも!
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まとめ
インディテックスはオンラインショップの強化を図ると発表しているので、実店舗よりオンラインストアでのショッピングの方がお得且つ種類も豊富になっていくと推測できますね。
さらに利用形態の改善も期待でき、より便利に利用しやすくなっていくでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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