みなさんこんにちは!
最近家庭菜園の趣味の延長でハーブを数種類育てています。
野菜のコンパニオンプランツとして活躍していますが、野菜よりもずっと育てやすい!
ぐんぐん成長するハーブを摘んでは乾燥させて、ドライにしています。
毎日料理に取り入れてはいるんですが・・・
なかなか消費が追いつかないですよね^^;
家で育てていない物はスーパーなどで購入したりもします。
それもまた1度使用した後はなかなか次の出番が来ないんですよね^^;
そんな溜まっていくハーブたち・・・
どのくらいの期間で使い切らなければいけないのでしょうか?
ドライにしてあると、見た目の変化も少ないけれど、カビが生えなければ何年も使える?
今回はそんな疑問を解決すべく、ドライハーブの使用期限や賞味期限についてまとめてみました!
自家製ドライハーブの使用期限
スーパーなどで購入した物はパッケージに使用期限や賞味期限が明記されているので、それを目安に使い切るよう努めたらいいのですが、私のように自宅で摘んだハーブを自然乾燥させて作ったドライハーブは、どれくらいで使い切ればよいのでしょうか。
だいたいの目安は1年~1年半くらい
自家製のハーブをカラカラに乾燥させて密閉容器で保存していた場合。
見た目に変色や変質がおこっていなければまだ使えそうです。
- カビが湧いていないか
- 虫がついていないか
- 臭いが変質していないか
- 香りが残っているか
これらをチェックした上で大丈夫そうならば1年前の物でも使えるでしょう。
しかしどんなに上手に保存していたとしても、少なからず最初の頃よりは香りは飛んでいるはず。
その分ハーブの効能も失われていると思った方が良いでしょう。
収穫~乾燥~使用のサイクルを目安に使い切ろう
自宅でハーブを栽培して、自家製ドライハーブを作っている方は次の収穫までに使い切ることを目安にするとちょうどよく使い切れますね。
始めにできたドライハーブが無くなるまでに次のドライハーブを収穫、乾燥させておくのです。
と言うことは、一度に大量にドライハーブを作るのではなく、その都度収穫・乾燥させることが上手に使い切るポイントと言えますね。
私もやってしまいがちですが、長く保存できるからと言って大量に収穫・乾燥させると結局使い切れないまま・・・なんてことがよくあります。
ドライハーブだけでなく、作り置きのおかずや調味料なんかでもそう^^;
どのくらいの量をどのくらいの期間で使い切るのかを考えて作らないといけませんが、鮮度を保ったまま常に良い状態のドライハーブを使い切るには大切なことですね。
正しいドライハーブの保存方法
ドライハーブには正確な使用期限や賞味期限はなく、香りが残っているかどうかが目安になります。
その大前提としてカビや虫を防がなければならないのですが、どのような状態で保存するのがベストなのでしょうか。
- 清潔な容器
- 密閉できる容器
- 直射日光が当たらない場所
- 湿気大敵
これらのポイントがとても大切です。
ドライハーブを保存しておく容器は、必ず煮沸消毒をして清潔なものを使いましょう。
煮沸ができて密閉もできるガラス容器がおすすめです。
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適切な保存場所は、直射日光の当たらない風通しのよい常温の場所がおすすめです。
温度が一定だからと冷蔵庫になんでもかんでも保存してしまいがちですが、扉の開け閉めや使用の際に少し取り出すだけの僅かな時間での温度差でも結露が出来てしまいます。
自家製ドライハーブの作り方
ドライハーブの作り方はいくつかあります。
自分のライフスタイルに合った作り方で、上手にドライハーブを活用するために作りやすい方法をマスターしましょう。
自然乾燥
もっとも手軽な方法が自然乾燥です。
収穫したハーブを束にして吊しておくだけ。
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みずみずしい葉がだんだん乾燥していくのを眺めるのも楽しいですよね。
スワッグやガーランド、リースのようにして飾りながら作れるのもおしゃれです。
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束にする際は葉が密集しない程度にしましょう。
風が通りにくいほどの束にすると乾燥しにくく、カビが生える原因となってしまいます。
小さな枝や葉だけを収穫した場合はザルなどに広げて風通しの良い日陰で乾燥させましょう。
手で摘まんでみて容易に粉々にすることができれば乾燥完了です。
電子レンジ
自然乾燥は時間がかかる上に、気温や湿度に左右されやすいです。
梅雨の時期なんかは家の中までジメジメしがちです。
自然乾燥に適していない季節は電子レンジを使って一気に乾燥させましょう。
やり方はとっても簡単です。
- ハーブをよく洗う
- 耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、子房や葉に分けたハーブを重ならないように並べる
- ラップをせずに500ワットで1分ずつ加熱する
- ハーブがパリパリに乾いたら完成
数分でドライハーブが完成します^^
ただし、電子レンジの仕様や葉の大きさに差があると、加熱ムラを起こしてしまいます。
ムラがあると乾燥しきれていないものや、乾燥しすぎて焦げてしまうものが出てきます。
また、一気に乾燥させるので多少色あせてしまいます。
これらの難点に注意すれば、とても手軽にドライハーブをつくる事ができます。
使う分だけ、少量ずつ作るには最適ですね。
専用の乾燥機を使う
食材を乾燥させる専用の機械を使えば、ほったらかしでもあっという間にドライハーブができます。
食材に温風を当てて乾燥させるのですが、電子レンジのように直接熱を加えるわけではないので焦げる心配はありません。
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自然乾燥よりも確実に早く乾かすことができるので、初心者でも簡単にドライハーブを完成させることができます。
ハーブだけでなく様々な食材を感応させることができます。
ドライフルーツや切り干し大根やドライトマトなどの野菜にも最適です。
1台持っておくと様々な保存食が作れて、レパートリーも広がりますね♪
デメリットとしては、一度に限られた量しか作れないことと、電気代がかかること位だと思います。
まとめ
いかがでしたか?
ドライハーブの賞味期限はざっくり言うと香りがなくなるまで!
正しく保存していれば1年~1年半くらいは持つでしょう。
しかし日本では気温や湿度が季節によって大きく違いますよね。
温度や湿度を一定に保って1年以上も保存するのは難しそうです。
カビは生えていないけれど、香りが飛んでしまっていては使い物になりません^^;
自宅でハーブを栽培しているのなら、一度に大量に収穫して一気に乾燥させるのではなく、間引きなどを兼ねて少しずつ乾燥させて行く方が上手に使い切れるでしょう。
収穫しすぎて余ってしまった物は乾燥させ、次の収穫までに使い切る・・・農家さんの知恵でもあります^^
ドライハーブを日常に上手に取り入れたいですね。
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