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一時保育の利用は子供にとって負担?泣くときの対処法や事前対策

子育て
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みなさんこんにちは!

今回は、一時保育を利用する際に

  • 毎回子供が泣いている
  • いつまで経っても慣れない
  • 子供の負担やトラウマになっているのか
  • 子供にとって良い対処法や事前対策は?

などをまとめました。

 

私が初めて子供を一時保育に預けて、大泣きして大失敗だったとき、後に幼児教室の先生から聞いたお話を元にまとめています。

一時保育は親にとっては便利で助かるものですが、子供にとっては・・・?とモヤモヤしているあなたへ、参考になれば幸いです。

 

子供が一時保育に預ける際に泣く理由

amandacatherine / Pixabay

一時保育を利用する際、子供がママから離れるのを嫌がり大泣きすることはよくありますよね。

その理由は、

不安だから?怖いから?ママと離れたくないから?

どれもその通り。

しかし、子供の心の中ではもう少し複雑な変化が起こります。

  • いつもと違う場所で不安だ
  • ママではない人とどう接して良いか分からず戸惑う
  • この嫌な気持ちを泣いて発散している
  • たくさん泣けばママに気付いてもらえるかもしれない
  • 泣くことによって周りからの刺激を遮断し、自分を守る
  • 泣いて感情表現をし、自己防衛をしている

子供が泣いている間には上記のような理由があるんだとか。

 

もちろん小さな子供ですから、これらの感情は無意識で本能によるもの。

これらの感情を泣くことで自分の気持ちを整理し、最終的には他のものへの好奇心が生まれてきます。

 

ここまでこれたら、預けられることに慣れた・ステージクリアと言っても良いでしょう。

しかし個人差がありますから、最初の1日で全ての感情を達観する子供もいれば、

1日目は不安で泣いて、2日目は知らない場所への戸惑いで泣いて、など回数を重ねながら慣れていく子も。

 

うちの子はママから離れるという不安で1日中泣き続けていたようです。

ご飯もろくに食べず、お昼寝も出来ず、お迎えに行った際もまだ泣いていたほど。

 

月齢別の子供が泣く理由

  • ~6ヶ月 : ママの手から離れても激しく反応することはなく穏やか
  • 7~9ヶ月 : 人見知りが始まり、ママ以外を激しく嫌がる。体を張って抱っこを嫌がる。泣きながら寝ることも
  • 10ヶ月~1歳3ヶ月 : 泣いていても、他へ注意を逸らすと気が紛れつられて遊びだす
  • 1歳4ヶ月~2歳前 : ママにおいて行かれた!ということを理解するので、それはもう激しく泣く。喋り始める子もいるので、言葉が加わってより激しく長引く。ママじゃないとダメ!と頑固
  • 2歳~ : 最初は泣くがだんだんと感情をコントロールするように。少しずつ自分が気持ちよく過ごすための術を習得する。前回の経験を踏まえ、慣れてくるようになる

 

ざっくりとした月齢別の子供の感情です。

もちろん個人差があるので、ぴったりと我が子に当てはまるわけではありませんが、子供と向き合うヒントになりますね。

 

 

 

負担になっている?子供が泣くことに罪悪感

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一時保育に連れて行く度に泣きわめく子供。

こんなに泣かせてしまって、子供に負担を掛けているんじゃないか、トラウマにならないか、そんな罪悪感が湧いてきますよね。

 

もしかして、

  • こんなに泣かれるようなことをして、自分は悪い母親だ
  • こんなに泣かせてまで預けなければいけなかったのか
  • いつまでも泣き止まないなんて、育て方がいけなかったのか
  • それなのに、他人に任せてしまって無責任だと思われていないか

と言うような不安や罪悪感を抱いていませんか?

「そう!まさに今そんな気持ち!」そう共感したあなたに伝えたいことは、

 

これも育児あるあるの一つであって、あなたは決して至らない母親ではない

 

と言うこと。

愛する我が子がそんなに泣いていたら、誰でもそんな気持ちになります。

よくあること。みんな同じです。

なので、こんな母親じゃだめだ・・・なんて罪悪感を抱く必要はありませんよ。

 

泣きわめく子供に、後ろ髪引かれてなかなか立ち去れない母親。

「お母さん!早く行って下さい!」保育士さんのこの言葉に、面倒くさい親子だなと思われてるかも・・・と感じていませんか?

 

そうではありません。

次はその言葉の本質と、具体的な対処法・事前対策などを解説します。

 

 

 

子供のためにできる具体的な対処法

28703 / Pixabay

  • 子供を預けたらすぐに部屋を出る
  • 帰ってきたら、子供の気持ちを代弁・共感してあげる

この2つが共通して重要な対処法です。

まずは朝、保育園に着いたら先生に連絡帳などを提出し、荷物をロッカーにしまいます。

園によっては着替えはココ、オムツはこっち、連絡帳は先生に、など荷物を全て整頓してから出かけなければなりません。

この作業でモタモタしてしまうと、子供がママから離れるのがより名残惜しくなってしまいます。

泣いているならなおさら、「泣けばママは行かないかもしれない」と思うかもしれません。

 

保育士さんが「お母さん、振り返らずに早く行って下さい」と言うのもこのことが理由です。

 

叶わぬ期待をさせてしまえば、ママと離れるのがより辛くなってしまいますよね。

なので、登園後の荷物の整頓はなるべく速やかに、そして子供を預けたらさっさと部屋を出る!を徹底しましょう。

 

子供の泣き顔を見ながらは辛いかもしれませんが、できるだけ笑顔で「行ってきまーす!」と言いましょう。

ママが申し訳なさそうな、辛そうな顔をしながら離れていけば、子供はより不安を感じてしまいます。

 

そして、迎えにきたら笑顔で「ただいま!」も忘れずに。

ここで、「え~?ずっと泣いてたの~?」と茶化したり、「迷惑かけてすみません・・・」と先生に謝ったりしないように。

 

待っていてくれてありがとう!ママがいなくて寂しかったよね。○○ちゃんが待っていてくれて、ママ用事を済ませることが出来てとても助かったよ!ありがとうね。

 

と、子供の気持ちに共感してあげることが大切です。

 

いつまでも泣いて、言葉が出始めたら恨み言も言われるかもしれません。

それでもいつまでも根気よく「そうだよね。うんうん。」と頷いて共感してあげましょう。

 

ママが自分の気持ちを分かってくれた!と伝われば、それが安心・信頼・経験につながります。

 

 

 

次こそは泣かずに行きたい!事前対策

2081671 / Pixabay

何度通っても慣れず、泣き止まない子供もいるかもしれません。

そんなときに試したいことが5つあります。

  • 給食やおやつの話、子供の好きな遊びについて話ながら登園
  • 一緒に準備をする
  • 1日のタイムスケジュールを伝えておく
  • 甘えてきたら120%で返す
  • 預ける回数を増やしてみる

給食やおやつの話、子供の好きな遊びについて話ながら登園

今日の給食なにかな~?好きなおもちゃあるかな~?など、楽しい話をしながら登園しましょう。

もちろん笑顔必須。

ママの不安な気持ちが伝わらないよう、努めます。

 

ママが不安になっていては、子供の不安を拭うことはできません。

 

一緒に準備をする

幼稚園に持っていく着替えを好きなキャラクターのカバンにいれたり、おむつに名前やワンポイントのイラストなどを一緒に書いたり、

まるで遠足の準備をするかのように楽しく準備しましょう^^

子供に楽しい気持ちを持ってもらいます。

 

1日のタイムスケジュールを伝えておく

お昼寝が終わったらお迎えに来るね、時計の針がここにきたらおやつ食べれるよ!など細かい時間などを具体的に伝えると良いでしょう。

言葉がわかる月齢になってきたら、子供も自分の中で見通しが立てやすく、上手くいけば○時に迎えに来るから、まぁいっかと思ってくれるかも。

いつママが帰ってくるか分からない、と言う不安が拭えるだけで子供の安心感は随分と変わってくるはず。

 

 

甘えてきたら120%で返す

保育園に行く日が近付いたらなんかやたら甘えてくる・・・保育園から帰ったら異常に甘えん坊に・・・などという様子が見られるかもしれません。

そんなときは、何よりも最優先に子供を甘えさせてあげましょう

 

こどもも、保育園の日はママがいつもより優しい・・・?!と無意識に感じ、不安が和らいだり、ママもいつもより子供に優しく出来て、罪悪感も減ります。

 

預ける回数を増やしてみる

週に1度や1ヶ月に数回程度の利用だと、子供はいつ預けてもまた最初からやり直し状態になりがち。

可能であれば週に2~3回、一時保育を利用してみましょう。

数をこなせば、早く慣れるようになるし、子供の扱い方も分かってきます。

一時保育が無理ならば、幼稚園の園庭開放や児童館、プレイルームなど子供がたくさん集まる場所に通ってみましょう。

 

預ける場所で無くても、家ではない、いろんな人が集まる場所に慣れることも大切です。

 

 

まとめ

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いかがでしたか?

今回は、一時保育を利用する際に

  • 毎回子供が泣いている
  • いつまで経っても慣れない
  • 子供の負担やトラウマになっているのか
  • 子供にとって良い対処法や事前対策は?

などについて、自分の体験や保育の先生から聞いた話を元にまとめてみました。

 

まさに私は「自分の用事のために子供をこんなに泣かせてまで預けるなんて・・・母親失格かも・・・」と随分落ち込んだものです。

しかし、そうではないこと、子供が泣くことは成長に繋がるし、自己表現のひとつだということ、振り返ってみればもっとしてあげられることがたくさんあったな・・・

と言うことが分かりました。

 

特に私は最初から最後まで泣いてた子供に、「えっ、ずっと泣いてたの~?」と子供に言ってしまいましたし、「ほんとご迷惑お掛けしました・・・」と先生に頭を下げちゃっていました。

その後、子供をかわいそうに思う気持ちと罪悪感から、他所に預けることを極力避けてしまっていたんです。

しかし、あのときちゃんと子供の気持ちを共感してあげていたら、次のチャンスに繋がったかも・・・と反省。

この経験を踏まえた第2子のときは、他所に預けること、ママから離れて泣くことに罪悪感を持たないようにし、なるべく共感の言葉をかけてあげるようにしました。

 

もちろん、第1子と第2子は預けられるときの反応や対応が全然違います^^;

上の子は未だに緊張しがちで不安がり。

下の子はどうせ後で迎えにくるんでしょ~とあっけらかん。

 

一時保育の利用で子供が大泣き・・・不安や罪悪感でモヤモヤしているママの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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