みなさんこんにちは!
幼稚園に入ると、お弁当作りが日課になってきますね。
週に1度のところや、毎日なんてところも…!
子供のランチタイムにかかせないのがお弁当箱ですが、みなさんはどんなお弁当箱を使っていますか?
また、どんなお弁当箱にしようかお悩みではないですか?
いろいろ探すうちにたどり着く「曲げわっぱ」のお弁当箱。
なにやらご飯が冷めても美味しいらしい?!
見た目もシンプルでスタイリッシュ!
おしゃれなインスタやブログでよく見かける!
などの情報から子供が幼稚園で使うお弁当箱を曲げわっぱにしようか検討される方も多いはず。
しかし意外に値が張る買い物…安易にお試し購入なんてできませんよね。
今回は幼稚園児が使うことに着目した、曲げわっぱのメリットデメリット、おすすめのお弁当箱をご紹介します。
曲げわっぱ弁当箱のメリット
曲げわっぱの1番のメリットは通気性が良いこと。
木の素材が食材の水分をほどよく吸収して放出してくれることによって、お弁当のおかずやごはんが蒸れたり水っぽくならないのが魅力的なのです。
詰めたばかりのお弁当はほかほかと美味しそうだけれど、昼時になると冷めて固くなりがち。美味しさも半減ですね。
冷めても固くないごはんが食べられるのはとっても魅力的です。
できたてのご飯が好きな子にとっては冷めたご飯やおかずは食が進みにくいのも事実です。
少しでも美味しい物を、たくさん食べて欲しいと願う親からしたらとても機能的なお弁当箱ですね。
また、曲げわっぱのこの吸湿性は食材を傷みにくくしてくれる効果もあります。
木の香りや上品な出で立ちはシンプルなおかずでもとても美味しそうに見えるから不思議ですね。
子供に食材の本当の美味しさを伝える、食育にも一役買ってくれるのが曲げわっぱのお弁当箱です。
曲げわっぱ弁当箱のデメリット
反対に、曲げわっぱのお弁当箱は取り扱いに注意しなければならない点がいくつかあります。
曲げわっぱは自然素材の木でできた伝統工芸品です。
木は加工されてもきちんと呼吸をしています。
自分で湿気などの調節をできることから、電子レンジ加熱や冷蔵庫保存など、激しい温度差には耐えられません。
またプラスチック製品やシリコンパッキンのような密閉性もありませんから、激しい傾きには汁漏れの危険もあります。
お弁当に汁物は基本的に厳禁ですが、かばんを振り回したり乱雑に扱いがちな子供には特に注意しておきたいですね。
そして吸湿性が良いので洗剤を使ってのお手入れは避けた方がよいですし、長時間水に浸けておくとたっぷり水分を吸ってしまいますから、カビの原因にもなります。
乾燥させることが大切ですが、食器乾燥機は使えません。
お手入れには少しコツと手間がかかってしまうので、毎日のお弁当作りには少し負担に思うかもしれません。
幼稚園児が曲げわっぱを持つとこんなことが
取り扱いに注意し、お手入れに慣れてくれば大人だと曲げわっぱのお弁当箱以外持ちたくない!と言うほど手放せない人が続出していますが、幼稚園児だと大人と同じように丁寧に扱ってくれるのかが心配なところ。
カバンを傾けたり振り回したりしてしまいがちな子供には、弁当箱にゴムバンドをつければしっかりと蓋をしておくことが可能です。
お弁当にゴムバンドをつけるという作業は、入園したての年少児には少しハイレベルな作業と言えます。
上手くゴムバンドをつけなければ、カバンのなかで蓋が開いてしまう危険性が高くなります。
曲げわっぱのお弁当箱は、とてもシンプルなデザインです。
プラスチック製品に比べて絵も描いていないし、色を塗ることもできません。
周りはかわいいキャラクターのお弁当箱を持ってきているのに、自分のだけ地味・・ということを子供がどう捉えるかが重要です。
曲げわっぱのお弁当箱は、ほぼ間違いなく少数派でしょうから、周りの子にはやしたてられる・・・(そんな子居ないと信じたいですが)という心配も。
また、曲げわっぱのお弁当箱はとても高価な物です。
上を見ればキリがないほどに。
中には「あそこのお宅、子供にあんな高価なモノ持たせて・・・ヒソヒソ」なんてママの間で話題になることも。
この辺は地域色や人付き合いなど、人によって様々なのでどう捉えるかはアナタ次第ですね。
子供には使う前から「このお弁当箱には木の妖精さんがいてね、ごはんを美味しくする魔法をかけてくれるんだよ・・・云々・・・」などと教えておくのもいいですね。
そしてママとのピクニックでお弁当を食べ比べて見るのも良いでしょう。
伝統工芸品の素晴らしさなど「上質なモノ」の目を養うことは確かだと言えます。
つまり、子供が納得して使っていれば幼稚園へ曲げわっぱを持っていくことはアリだと言えます。
もしも子供が他の子のキャラクターのお弁当箱をうらやましがったりするのであれば、
デザート入れや箸箱、お弁当袋などを子供の好きなもので揃えてみたり、キャラ弁・・・とまでは行かなくても子供が喜ぶような可愛いお弁当にすればOK。
それでもお弁当箱を嫌がったときは、曲げわっぱは諦めましょう。
この場合の子供が嫌がる物を無理に押しつけるのは良い躾とは言えません。
幼稚園での食事は何を食べるかよりも、食事の時間を楽しむことの方が大事だと思うのです。
口コミで人気の子供向け曲げわっぱ弁当箱
曲げわっぱのお弁当箱はさまざまな大きさがありますが、子供用の小さいのってなかなかちょうど良いのを見かけません。
年少児から使える小さめの曲げわっぱを集めてみました。
木製のわっぱでもかわいらしい焼き印が押してあったり、色が塗られているものもあります。
どれも手作りの風合いが際立ち、おしゃれですね。
おにぎり型、空豆型、梅型、曲げわっぱの技法を駆使した形は子供の手にも収まりやすい暖かな雰囲気ですね。
可愛い形はデコ弁やキャラ弁にも向いていて、お弁当をより美味しそうに見せてくれます。
もっともスタンダードな小判型。330mlと小さめなので少食の子にオススメです。
子供向けには350~500mlくらいの大きさが良いでしょう。
成長すると食べる量が増えるので、その都度買い替えるか買い足すかすると良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
お弁当をおいしく食べられる曲げわっぱのお弁当箱。
子供には幼稚園でもママがいない分、よりおいしくお弁当を食べてもらいたい、好き嫌いを克服して欲しい、と思いますよね。
しかし子供に高価な曲げわっぱはいかがなものか?
上手に扱えるだろうか?
やっぱりキャラクター物のお弁当箱の方が嬉しいのか?
なんて悩んでしまうでしょう。
伝統工芸品の良さや、自然な風合い、素材を美味しく保つ力、曲げわっぱにはお弁当箱を通じて食育ができる可能性を秘めています。
子供ですから、素材を美味しく保つあたりは敏感に感じ取るでしょう。
しかし幼稚園でのお弁当の時間は、食べるだけではない、食事を楽しむというのが本質でもあります。
お友達とわいわいする中で、好き嫌いが多かった子がそれを克服したり、お友達を前にしてマナーを意識してみたり、食が細かった子が周りに刺激されてモリモリ食べるようになったり・・・
キャラクターのお弁当箱はそれらの手段の1つにもなります。
お弁当箱は入園したてでぎこちない子供達を繋げるひとつのツールなのです。
ですので、子供がこれが良いと言う物があれば無理強いせずに好きなアイテムを持たせてあげることをオススメします。
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