みなさんこんにちは。
近年の災害続きで、防災意識が高くなっている傾向にあります。
食料や水の備蓄を増やしたり、懐中電灯などを用意してみたり、防災リュックの中身を整理したりする人も多いでしょう。
十分に備えていても、いざその時になると足りなくなる物や不足する物、あったらいいな・・という物がでてきます。
そんなときに使える防災グッズについての知識や、防災アイテムの作り方、代用できる物についてご紹介します。
赤ちゃんがいる家庭ではぜひ知っておいて欲しい知識を、動画も交えて説明しています。
いざと言うときに我が子を絶対に守り抜くためにも、しっかり学んでおきましょう。
レジ袋オムツの作り方
- レジ袋の持ち手部分の丈夫と両サイドを切ります。底辺部分で見開きの状態になります。
- レジ袋の底辺部分を中心として、吸水体となるタオルなどを敷きます。
- その上に赤ちゃんを寝かせ、レジ袋の持ち手部分をお腹あたりで結びます。
- 赤ちゃんのおしりからお腹を包むようにタオルを被せ、上からレジ袋を被せます。
- 被せたレジ袋をお腹の辺りで結んだ持ち手に入れ込みます。
ツナ缶ランプの作り方
- ツナ缶の蓋を開けずに、真ん中にキリや釘などで穴を空けます。
- 長さ10センチほどの紐やティッシュなどで作ったこよりを差し込みます。
- 1センチほど穴から出た状態で着火します。
1~2時間ほどランプとして使用でき、中身のツナは食べることもできます。
新聞紙スリッパの作り方
折り紙のように新聞紙を折っていくことで簡易スリッパが完成します。
中敷きとして段ボールや折り畳んだ新聞紙を敷くことで強度も増します。
いざというときにすぐに折れるように、作り方を覚えておきましょう。
また、とてもコンパクトなので複数折って、防災リュックに入れて置いてもいいでしょう。
ゴミ袋カッパの作り方
- ゴミ袋の底部分を上側にし、中心に頭が入る程度の切り込みをいれます。
- 両サイドの角から3センチほど下から10センチほどの切り込みを入れます。ここに両腕が通ります。
もう一枚のゴミ袋でフードつきポンチョを作ります。
- ゴミ袋のサイドを片方だけ切り開きます。
- 切り開いた側の端から5センチほどの幅で、開き口側から縦に切り込みを入れます。底部分から30センチほど残しておきます。
- 切り開いた方が顔が出る部分で、5センチ幅に切った紐状の部分をあご下で結びます。
- キツければ背中側のサイドに半分ほど切り込みを入れて使います。
キッチンペーパーマスクの作り方
- キッチンペーパーを2センチ程度の幅の蛇腹折りにします。
- 両サイドに輪ゴムをくるみ、ホチキスなどで留めます。
蛇腹を開けば立体マスクの出来上がりです。輪ゴムは顔の幅に合わせて繋げます。
段ボールベビーベッド・ベビーバスの作り方
段ボールの中にタオルや毛布などを敷けば簡易ベッドになります。
地震後の落下物などが散乱する場所でも安心して寝かせておくことができますね。
そして段ボールに大きなゴミ袋などをセットすると、簡易的なベビーバスとして使えます。
ゴミ袋はその都度取り替えることができるので、衛生面でも安心して使えます。
ほ乳瓶の代用品
小さな赤ちゃんはほ乳瓶が必須といえますが、災害時には洗浄や消毒が難しいこともあります。
しかし赤ちゃんはコップやスプーンからでもちゃんとミルクを飲むことができます。
首をしっかり支えて、座らせるような態勢にし、コップの口をそっと赤ちゃんの口元へあてます。
ゆっくり少量ずつ流し込んであげましょう。
使い捨ての紙コップならば衛生的ですし、新聞紙やチラシなどで作った器にビニール袋やラップを敷いて代用することもできます。
ミルクの代用品
粉ミルクが足りなくなってしまったりお湯が手に入らないとき、災害に遭ったストレスで母乳が出なくなってしまったとき、赤ちゃんのピンチです。
そんな時のために備えておきたいのが液体ミルクです。
海外では一般的に使われていますが、日本ではまだまだ普及していません。
防災用として今のうちに手に入れてストックしておくと安心です。
また、離乳食の始まっていない赤ちゃんでもミルク以外を口にすることは可能です。
代用品になるのが、重湯や砂糖水です。
どうにもミルクの用意ができないときは、これらを与えましょう。
特に重湯は栄養価が高いので安心して与えてあげて下さい。
重湯の作り方
- 米を通常の5~10倍の水で炊く
- 炊きあがったらかき混ぜずに冷まし、ご飯と液体に分ける
この液体が重湯です。スプーンなどで少しずつ飲ませます。
砂糖水の作り方
- 100ccのお湯に対して5グラムの砂糖を溶かします。濃度5%が目安です。
- よく冷ましてスプーンなどで飲ませます。
砂糖がよく溶けるようにお湯を使用していますが、よくかき混ぜて溶かすことができればお湯がないときでも大丈夫です。
まとめ
いかがでしたか?
どのアイデアも身近にある物ででき、とても重宝する知恵です。
突然の災害に遭ってしまったとき、とっさに先の避難生活を想像することは難しいです。
ですので、前もってきちんとした知識と準備をしておくことが大切です。
そして、日頃赤ちゃんの世話をしながら「もしも今地震が来たら・・・」と考えるクセをつけておきましょう。
オムツの代わりになるものはなにか、肌着は何枚必要なのか、お風呂に入れなかったら、食事や避難先での夜泣き対策は・・・
身の回り全ての物を持ち出すことは不可能なので、1つの道具につき2~3通りの使い道を見いだしたり、道具の使い方や防災グッズの作り方を練習しておきましょう。
何事も用心しておくことにこしたことはありません。
着の身着のまま逃げることになったとしても、これらの知識があれば避難物資やありあわせの物で対策することができます。
緊急のとき、子どもにとって頼れるのは親だけ。
我が子をしっかりと守るんだと言う意識を再認識して行きましょう。
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