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新生児の服を水通しするのにコインランドリーを使ってもOK?正しいお洗濯の方法

子育て
jill111 / Pixabay
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みなさんこんにちは!

もうすぐ生まれてくる赤ちゃんのために、新品のベビー服をたくさん用意されているのでは?
赤ちゃんに初めて服を着せてあげる前に、水通しという作業を行わなければなりません。

頻繁に着替えが必要な赤ちゃんですから、特に肌着の枚数は多いと思います。

  • ベランダが狭くて一度にたくさん干せない
  • 外に干すのは大気汚染や黄砂が心配
  • 部屋干しは臭いが気になるし
  • コインランドリーを使うのってアリ?

今回はそんな疑問を解決する、正しい水通しのやり方をご紹介します。

水通しはした方がいいの?

まず、水通しとは新品の衣類などを使用前に水洗いすることです。
この作業がなぜ必要かというと、新品の布製品には形状を維持するための糊がついていたり、ホルムアルデヒドという赤ちゃんの皮膚疾患やアレルギーの原因となってしまう成分が付着していることがあるからです。

ホルムアルデヒド
衣類のシワや縮みを防ぐ役割をする薬品。衣類だけでなく家具や壁など日常のさまざまなものに使用されている。
高濃度のホルムアルデヒドに接触すると発疹やアレルギーを引き起こす可能性がある。
ベビー服のホルムアルデヒドの基準は厳しいが、購入するまでにどこで移染しているかわからないので注意。

新品の衣服についた糊を落とすことで、生地が柔らかくなり肌触りがよくなります。
汗も吸いやすくなるので、赤ちゃんも不快な思いをせずに済みますね。

水通しの手順

水通しのやり方は2通りあります。
洗濯機で行う方法と、手洗いです。
どちらで行っても大丈夫ですよ。

洗濯機の場合

①ベビー服を洗濯機に入れる

②スナップや面ファスナーなどは閉めておく

③ソフトコースまたは手洗いコースに設定

④新品の衣類は洗剤なしで良い。その場合、すすぎも1回でOK。

水通しを行う前に洗濯槽の掃除をしておきましょう。
柔らかい赤ちゃんの衣服の生地を傷めないよう、脱水は軽めにしておきましょう。

手洗いの場合

①バケツや洗面台などに水かぬるま湯をたっぷりと張る。

②衣類を入れたっぷりと水を含ませる。

③手で優しくもみ洗いをする。

④水を替え②と③を繰り返す。

⑤手でよく絞る

バケツや洗面台は清潔な状態にしておきましょう。
熱いお湯は生地を傷めたり、縮みの原因になるので30度以下の水かぬるま湯にしましょう。
水をたっぷり含ませるように洗うのがコツです。

水通し後、どこで乾かす?

さて、水通しの作業が終わりましたがこれから使うベビー服、スタイや靴下、おくるみなども含めると結構な枚数になりますよね。
お天気の良い日に一気に済ませてしまいたいものですが、スペースには限りがあります。

いつものお洗濯は浴室乾燥や部屋干しの方も多いでしょう。
そこで気になるのが、干す場所や乾かし方です。

外に干す

よく晴れた良い天気の日は是非外に干したいですね!
太陽の光による日光消毒は何より安心です。
日当たりの良い場所、最低でも3時間は日光に当てると良いです。

しかし注意したいのが近年騒がれるPM2.5や黄砂、大気汚染などです。
PM2.5は気象庁のホームページでその日の飛来量が確認できます。

安全基準値を下回っている日は外に干しても大丈夫でしょう。
黄砂は非常に酷い日には天気予報などで注意が促されます。

また目に見える遠くの山が白く霞んで見えるときは黄砂が飛んでいる可能性が高く注意です。
ベランダが交通量の多い道路に面していたり、すぐ近くで工事などが行われている場合は排気ガスや粉塵が舞っていたりするので、部屋干しを選択しましょう。

室内干し

大気汚染や天気が悪く外に干すことが出来ないときは、部屋干しでも構いません。
素早くしっかりと乾かすことができれば、部屋干し特有の臭いも抑えられます。

室内で干すときのオススメな場所は、リビングなどの広い部屋よりも寝室や浴室など狭い部屋です。
浴室乾燥機がついている浴室ならば、物干し竿もついており狭く、乾燥効率が良いのでおすすめです。

しかしたくさんあるベビー服を隙間を空けて干すことができなければ、お部屋に移動した方が良いですね。
寝室に干す場合は、エアコンのランドリー機能や除湿乾燥機を使って素早く乾かしましょう

6畳程度の寝室ならばたくさんの物を干すことができ、窓やドアを閉めきって乾燥効率を上げることができます。
エアコンや除湿乾燥機を使い、扇風機でも風を当てるようにすればあっという間に乾かすことができますよ。

室内用の物干し台を使ったり、部屋の四隅に突っ張り棒を渡すことで物干しスペースを確保できます。
今後、ベビーの服だけでも安全に室内干ししたい時、これから洗濯物が増えるから雨の日でも確実に乾かしたい、そんな方は是非揃えて欲しい部屋干しアイテムです。

コインランドリーは危険?

たくさんの洗濯物、室内のスペースでは足りなかったり外に干すことがためらわれるとき、コインランドリーなら一気に乾かせるじゃん?
と思う方も多いでしょう。
短時間でふかふかに仕上がるコインランドリーの乾燥機ですが、実はこんな心配もあります。

誰が使ったか分からないものを使うのは不潔?

コインランドリーは不特定多数の人が入れ替わり立ち替わり使用しています。
いくら洗濯後の衣服とは言え、正直何がついているか分からないですよね。

コインランドリーは「ペットの服や布オムツ禁止」の張り紙を見かけることから、そう言った汚れが残ってしまう心配があると言うこと捉えられます。
また、注意喚起していてもそう言った物を持ち込む人がいるかも知れないのも事実です。

定期的に清掃されているとは言え、不安の残る環境は利用したくないと思うのは当然です。
一方で、過去にコインランドリーからの感染症などは聞いたことがありません

高温で一気に乾燥させるので、ハウスダストや菌などを死滅させてしまうのかもしれませんね。
私も雨が続いてどうしようもないときや、大物の洗濯乾燥はコインランドリーを利用しますが、ぶっちゃけそんなの気にしたことがありませんでした・・・!

言われてみれば不潔かも・・・という感覚です。
この件に関しては人それぞれ捉え方が違うので、この見解が正しい!というわけではないことを理解しておきましょう。

高温乾燥は衣類を傷めてしまう?

コインランドリーはたっぷり濡れた衣服を短時間で乾燥させてしまいますね。
大きな機械の中で高温の温風をあて、グルグルと衣服を撹拌することにより素早く乾かすことができます。

しかし赤ちゃんの衣服はガーゼや天竺などのコットンが主です。
コットンは元々デリケートな生地なのですが、ベビー服となると薬剤などを使っての形状記憶や縮み防止の加工がされていないため、もっとデリケートなのです。

高温や衝撃に弱いので、コインランドリーの乾燥機を使うと縮んでしまう可能性も・・・。
選択絵表示に「タンブラー乾燥はお避け下さい」の表記がある物はもちろん、小さくて柔らかい赤ちゃんの衣服は乾燥機の影響を受けやすいので注意が必要です。

まとめ

いかがでしたか?
大切なベビーを迎え入れるための水通し。

初めて着せる服はふんわりと柔らかなものを着せてあげたいですよね。
赤ちゃんの布製品は、服やスタイ、靴下、おくるみからベビー布団まで様々です。

お天気の良い日に一度にやってしまおうと思っても、干すスペースがなかったり天気が悪かったりでなかなか思うようにいかないですよね。
水通しした衣服を乾燥させるのに一番安心なのは部屋干しですね。

コインランドリーも絶対NGなわけではありませんが・・・少し不安が残りますね。
早めに準備して、少しずつ水通しを完了させていきましょう^^!

毎日少しずつならば、手洗いできて干すスペースの心配もいりません。
少量だったら扇風機の風だけで乾かすことも可能です。

予定日直前になって慌てることのないように、ゆったりした気持ちで赤ちゃんを迎える準備をしましょうね。

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